持続可能なCO2 由来燃料製造技術
■ 技術概要
炭化水素燃料は現代産業社会を支える重要なエネルギー源であり、特に輸送分野において今後も不可欠な存在である。台湾では年間4,800 万トンを超える化石燃料が消費されており、カーボンニュートラル実現に向けて低炭素燃料製造技術の確立が重要課題となっている。本技術では、熱力学平衡の制約を受けない高活性触媒を設計し、CO2 の直接水素化によるオレフィン製造を実現した。これにより、二酸化炭素を原料とした低炭素燃料の製造が現実的な選択肢となった。
■ 応用分野
▶ 発電所、製鉄所、セメント工場、化学工場などの高排出産業から回収した CO2 の有効利用。
▶ 台湾では化石燃料を輸入している。本技術により製造される低炭素燃料は、その一部を代替できる可能性があり、市場価値は2,000 億
台湾ドル以上と見込まれる。また、年間約500 万トンのCO2 排出削減効果が期待される。
超高分子量PE高機能材料技
■ 産業課題
▶ 世界的なエチレン生産能力の大幅増加により、台湾メーカーは供給過剰による激しい価格競争に直面しており、産業競争力の維持が
大きな課題となっている。
▶ 台湾国内の高機能ポリオレフィン材料は依然として輸入依存度が高く、関連する触媒・重合技術および材料開発基盤の整備が求めら
れている。
■ 技術特徴
▶ 独自開発した高活性かつ高経済性を有する触媒を採用している(台湾・米国・中国特許取得済み)。
▶ 用途に応じて製品の分子量を制御でき、多様な高機能用途への展開が可能である。
■ 技術効果
▶ エチレン誘導体の高付加価値化を推進し、国内産業の競争力向上と高機能材料の自立的サプライチェーン構築に貢献する。
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Material and Chemical Research Laboratories
Dept. of Advanced Catalysis(T300)
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